生活スタイルや価値観の多様化、住宅事情などで核家族化が進み、「無縁社会」が問題視され、所謂「おひとりさま現象」なるものは、決して他山の石では無くなっています。

 新しい命が生まれるときには、周囲がさまざまな準備をしますが、誰にも必ず訪れる「もしも」の時には、準備をしている人が少ないことを知りました。

 高度経済成長や、地域社会の発展にも寄与したであろう、これらの高齢者の方が、誰にも知られずに、何一つ意志を示せず、憶念されない社会は、決して豊かな社会のあり方ではありません。

 そこで、私たちは「エンディングノート」のことを勉強して、高齢社会の専門誌「高齢社会ジャーナル」のアドバイスをいただき、簡単な備忘録のように活用できるノートを作成しようと思いました。また、書店で販売されているものが1,000円程度するため、もっとカジュアルに記入できて、家族が居る人もいない人も状況の変化によって気軽に更新でき、生前から自分のことを書き残すノートを作りました。

 これを機に、来し方を振り返り、来るべき「もしも」の時に備えてはいかがでしょうか?

A4判 x32頁 ; 100 g  頒価:¥300(税込・送料別途)

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